弊社では、日常が豊かになるためのさまざまな活動支援と、将来一人ひとりが自立できるような就職支援を行っています。
放課後等デイサービス・児童発達支援「チェリーヒル」では、18歳未満の方のお子さんを対象に、遊びを通した活動で社会性を育てます。あいさつや衛生習慣、整理整頓といった生活習慣を身につけ、おやつ作りや、音楽・絵とのふれあいで感受性も育んでいきます。
「チェリーヒル」を卒業したら、同じく日常生活の訓練や創作活動をする「風の丘」、「ハンディハンズ」、「おおきなくすの木」(生活介護)や、就労に関する支援には、お弁当やお菓子、布小物、化粧品を製造販売する「おちゃや」(就労継続支援B型)があります。
岐阜県恵那市にも拠点があり「森の生活」(就労継続支援B型)では、近くの「カフェ ヴィンヤード」やぶどう園での仕事のほか、中津川カントリーファームでの作業を行っています。
恵那峡にはグループホーム「おひさま山荘」があり、共同生活をしながら平日は「森の生活」で働きます。
楽しく遊んで無限の可能性をひきだそう!
遊びの中には、子供たちの成長に大切なものがたくさん含まれています。たくさんの遊びの場面を設定することにより、子供たちの活動・経験が増し、豊かな人間性を育みます。戸外では体を動かし、室内では絵をかいたり音楽を聴いたりして、心を落ち着かせます。コミュニケーションのあまり得意ではない子供たちにも、徐々に仲間意識が生まれ、小さな友達の輪が広がってきています。
チェリーヒルは平成17年に「児童ディサービス」としてスタートして以来多くの方に利用していただいており最近では大人になってチェリッシュの就労支援やグループホームに入る方もいて支援者としての楽しみの一つになっています。
あそびを通じて社会適応能力の向上を目指します
チェリーヒルではアセスメント及び個別支援計画の策定プロセスからお子様一人一人の状態・発達過程・特性等に応じた日々の支援の中で、本人支援の5領域①『健康・生活』、②『認知・行動』、③『人間関係・社会性』、④『言語・コミュニケーション』、⑤『運動・感覚』全体をカバーしたプログラムを作成し、あそびを通じて社会適応能力の向上を目指して取り組んでいます。「自立支援と日常生活のための活動」・「体験的な活動やあそび」・「地域交流の機会の提供」・「子どもが主体的に参画できる機会の提供」の4つの基本活動を軸に活動プログラムを設定しています。
〈5領域に基づく支援内容〉
① 『健康・生活』
・定期的な心身の把握(毎回体温測定、気分把握)
・生活リズムの安定(定期的かつ定時に通所)
・基本的生活スキルの習得・・・おやつ作り・昼食作り(食育)、作業訓練(洗濯ばさみ、洗濯物干し・たたみ、お皿拭き、紐結び)、掃除(掃除機・拭き掃除)
② 『認知・行動』
・感覚・数の認知形成・・・天気・気温・日付の把握と確認、作業訓練(色分け・マッチング)
・物質の変化と感覚の認知形成・・・粘土、スライム、砂遊び
・個々の認知の偏りに配慮しながら小集団でのゲームでの適切な行動形成・・・カードゲーム(かるた・トランプ、UNO)、ボードゲーム
・空間把握の認知形成・・・ブロック、プラレール(線路作り)、パズル、鬼ごっこ、キャッチボール
・季節の変化への興味等の感性形成・・・公園あそび、散歩、季節に合わせた製作物(季節の製作、カレンダー作り)
③ 『人間関係・社会性』
・見立てあそび、つもりあそび、ごっこあそびの組み合わせ・・・お店屋さんごっこ、学校ごっこ
・一人あそび、並行あそび、連合的な遊びの組み合わせ・・・手あそび、歌
・役割分担のあるあそび等の協同あそび
・ルールの理解が必要な遊びや集団活動・・・ボーリング、輪投げ、風船バレー、ボッチャ、ツイスター
・同年代のお子様との仲間作り・・・地域の公園へお出掛け
・イベント等を通した地域との交流・・・おまつり、地域清掃
④ 『言語・コミュニケーション』
・朝の会(はじまりの会)で今日の気分・気持ちをプレゼンテーションして言語表出・受容
・ルール等を絵や文字を使って視覚化
・個別または小集団での特性に応じた読み書き
⑤ 『運動・感覚』
・軽い運動・姿勢保持・・・バランスボール、ヨガ、ストレッチ、ラジオ体操
・体を動かす活動や感覚を養う活動・・・英語リズム、書道教室、絵画教室、畑作業、工作
・感覚過敏の方への環境設定・・・タイムアウトルーム、イヤーマフ、パーテーション
サービス対象者 生活介護支援の支給をもっている身体障害者・知的障害者・精神障害者の方
活動内容創作的活動、社会適応訓練、機能訓練、レクレーション、入浴
全員参加をモットーに書道教室、音楽療法、ダンス教室、体操教室、畑仕事などの活動をして身体能力・日常生活能力の維持・向上を図っています。
得意なことや興味の持てることを見つけながら、毎日の生活が豊かで楽しいものになるよう支援してまいります。
畑や和紙作りなどの創作活動を通して、生活力の向上・維持を目標としています。
お弁当、お菓子、縫物、機織り、化粧品の製造販売を通して、社会への貢献と自立を目指して楽しく働いています。また、「おちゃや一座」を結成し音楽祭を企画したり、地域のイベントに参加もしています。
恵那峡にある「森の生活」で手作りの小物や自家製ジャム・味噌を販売したり、恵那の自然豊かな土地でハーブや無農薬野菜や米やブドウ作りを通じて働く力をつけていきます。