今年も長野県松本市にブドウの収穫に行ってまいりました。
雨が多い一年で昨年に比べ実の状態はあまり良くありませんでした。
それでも糖度は昨年と同じ程度に高く、ワインにした時の味が楽しみです。

ここからは手作業で徹底的に選果を行い悪い実をすべて除去していきます。

選果した後は、除梗破砕しプレスで搾っていきます。

今年は昨年度に比べ果汁の味わいが弱い為、シュール・リー（澱と共に寝かせる手法）を行い味わいに深みを出します。
本来シュール・リーは半年ほど行い、澱が分解されアミノ酸等を生成し味わいに深みや、旨味を与えますが、ナイアガラは特有の苦みが発生してしまう事もある為、
どれぐらいの期間行うかは味を見て判断していきます。

​最後に現在の畑の様子です。

収穫後のブドウ園の手入れも重要でここから虫や病気が発生しないようEMストチュウを散布し、
病気の葉は切り落とし、礼肥を与えブドウの幹に栄養を蓄えていきます。

最後にワインラベル用の絵を利用者さんに描いていただいている様子です。
皆さん常識に囚われない素晴らしい絵画を描かれるので、
どの絵をラベル用に使わせていただくか本当に悩ましい限りです。

来月もワイン醸造の様子をご紹介させていただく予定です。

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